ばね指（弾発指）

ばね指とは

ばね指とは、指を曲げ伸ばしする際に痛みや引っかかりを感じ、特に指を伸ばそうとすると「バネが弾むような」動きを示す症状です。正式には「弾発指（だんぱつし）」とも呼ばれています。

この症状は、指の腱と腱鞘（腱の通り道）の間に炎症が起こることで発症します。腱鞘の入り口部分が狭くなり、腱の動きが妨げられることで、指の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなります。

特に40歳以上の女性に多く見られ、親指、中指、薬指に発症しやすい傾向があります。日常生活で頻繁に手指を使う方や、特定の作業を繰り返し行う方に多く見られます。

ばね指を放置すると、初期は軽い痛みや違和感だけですが、徐々に症状が進行していきます。やがて強い痛みやばね現象が顕著になり、日常生活に大きな支障をきたすようになります。

痛みのある指をかばうことで他の指に過度の負担がかかり、別の指にもばね指が発症することがあります。実際に約30%の方が1年以内に他の指にも症状が現れるというデータもあります。

さらに、手首や前腕に無理な力がかかることで、手根管症候群などの二次的な障害を引き起こすリスクも高まります。早期に適切な対処をすることで、このような合併症を防ぐことができます。

ばね指の原因

開院以来、当院にはばね指でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、ばね指の原因はひとつではなく複合的であるということです。

ばね指の原因として次のものが挙げられます。

ばね指はこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

長時間のパソコン作業やスマートフォン操作、家事や手芸などの細かい作業の繰り返しが腱と腱鞘に負担をかけます。また年齢を重ねることで腱が硬くなり、炎症が起こりやすくなります。

特に女性は解剖学的に腱が細く腱鞘が狭い傾向があり、更年期や妊娠によるホルモンバランスの変化も影響します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ばね指は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ばね指への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

対症療法であり根本的な解決にはならず、長期使用による胃腸障害などの副作用リスクがあります。

腱鞘内ステロイド注射

一時的な効果であり、再発することも少なくありません。頻繁な注射は感染症や腱・腱鞘の断裂などの副作用リスクを高めます。

手術療法

侵襲的な処置であり、術後の回復期間が必要です。また、手術部位の痛みや感染リスク、まれにですが神経損傷のリスクもあります。

ばね指を改善するために

まずはあなたのばね指の本当の原因を明らかにします。病院等で診断が出ていたとしてもそれが本当の原因で症状が出ているとは限りません。

そのために体の状態を詳しくみていく必要があります。本当の原因が分かっていない状態で、治療を始めてしまっては行き当たりばったりになってしまい、根本的な改善が見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ばね指の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

豊富な知識と経験を持つ院長が、検査から治療まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

腰痛と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。姿勢や骨盤の歪み、筋肉や関節の可動域などをチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、今までの治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でばね指が改善する理由

ばね指の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さないことで治療効果が高まり、それが当院におけるばね指の豊富な改善実績に繋がっています。

ばね指のQ＆A

ばね指は自然に治りますか？

軽度のばね指であれば、適切な休息と自己ケアで自然に改善することもあります。しかし、症状が進行している場合は専門的な治療が必要です。当院では、原因に合わせた適切なケアプランを提案し、自然治癒力を高める施術を行っています。早期に適切な対処をすることで、回復までの期間を短縮することができます。

ばね指の人がやってはいけないことは？

無理に指を伸び縮みさせること、必要のないマッサージをすること、症状を放置することは避けるべきです。これらは炎症を悪化させ、症状を長引かせる原因になります。また、痛みがあるにもかかわらず同じ動作を繰り返すことも避けてください。当院では、症状に合わせた適切なケア方法をお伝えしています。

なぜ朝に症状が悪化するのですか？

夜間は指をほとんど動かさないため、血液循環が悪くなり、腱にむくみや炎症が起きやすくなります。そのため朝起きたときに症状が強く現れます。また、睡眠中の姿勢によっては指に負担がかかることもあります。当院では、血行を改善するケアも含めた総合的なアプローチを行っています。

ばね指は女性に多いのはなぜですか？

女性は解剖学的に腱が細く腱鞘が狭い傾向があること、更年期や妊娠によるホルモンバランスの変化が影響します。また、家事や細かい手作業を行う機会が多いことも要因です。当院では女性特有の原因にも配慮した施術を提供しています。一人ひとりの生活環境に合わせたアドバイスも行っています。

複数の指に同時に発症することはありますか？

はい、可能性があります。特に関節リウマチや糖尿病などの基礎疾患がある方や、両手を使う作業が多い方は複数の指に発症することがあります。また、一つの指のばね指を放置すると、他の指に負担がかかり、新たなばね指を引き起こすことがあります。当院では全体的な手の状態を評価し、予防的なケアも含めて対応しています。

ばね指に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体とばね指は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも珍しくありません。

ばね指は早めに対処することで、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。