
院長:太田お気軽にご相談ください!

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こんにちは。海老名市のおおた整体、院長の太田陽介です。
赤ちゃんの後頭部が平らに見えたり、いつも同じ方向ばかりを向いたりすると、「頭の形はこのままで大丈夫かな」と心配になりますよね。
健診で測った頭囲を母子手帳の曲線と比べて、平均より大きい、小さいと感じた方もいらっしゃると思います。
この記事では、赤ちゃんの頭の形と成長曲線の関係を整理しながら、向き癖や原始反射との関わりも分かりやすくお伝えします。


頭の形だけでなく、首の動きや赤ちゃん特有の反射まで見ていくことが大切です
赤ちゃんの頭が気になったとき、「形がいびつだから頭囲も問題なのかもしれない」と感じる方は少なくありません。しかし、頭の形と頭囲は似ているようで、確認する目的が少し違います。
頭囲は、眉の少し上と後頭部の最も出ている場所を通して測る、頭の一周の長さです。乳幼児健診では、体重や身長と同じように、発育の経過を確認するために測定されます。
一方で頭の形は、後頭部の平らさ、左右の丸み、耳の位置、上から見たときの左右差などを確認します。頭囲が標準的でも、片側ばかりに圧がかかれば、形の左右差が出ることはあります。
頭の形が気になるからといって、すぐに発育の異常と決めつける必要はありません。反対に、形だけを見て「大丈夫」と判断せず、頭囲の推移も確認することが安心につながります。
母子手帳の成長曲線を見たとき、真ん中の線から離れていると不安になるかもしれません。でも、赤ちゃんの体格や頭囲には生まれ持った個人差があり、平均に近いことだけが順調な成長を意味するわけではありません。
大切なのは、一度の数値だけで判断せず、これまでの曲線に沿って穏やかに増えているかを見ていくことです。ご家族に頭の大きい方や小さい方がいれば、その特徴を受け継いでいることもあります。
頭囲は平均と比べるよりも、その子らしい曲線に沿って発育しているかを確認することが大切です
短期間で急に頭囲が大きくなったように見える、今までの曲線を大きくまたぐ、元気や哺乳の様子まで変わったという場合は、健診を待たずに小児科へ相談してください。
ご自宅でメジャーを使い、頭囲を測っているお母さん、お父さんもいらっしゃいます。その姿勢はとても素晴らしいことですが、測る位置が少し違うだけでも数値には差が出ます。
家庭での記録は、変化に気づくための参考として役立ちます。数値だけで結論を出すのではなく、母子手帳の記録や健診での計測と合わせて、全体の流れを見ていきましょう。
赤ちゃんの頭蓋骨は、大人のように一枚の硬い骨ではありません。出産のときに産道を通り、出生後には脳の成長に合わせて大きくなれるよう、まだやわらかく変化しやすい状態にあります。
そのため、仰向けで眠る時間が長く、同じ場所に圧がかかり続けると、後頭部が平らになったり、片側が丸くなりにくかったりすることがあります。これは、特別に珍しいことではありません。
赤ちゃんの安全な睡眠のためには、仰向けで寝かせることが大切です。頭の形が気になるからといって、睡眠中の姿勢を自己判断で変えるのではなく、起きている時間の関わり方を見直していきましょう。
いつも右ばかり向いて寝る、抱っこをするときも同じ側を向きたがる、反対側から声をかけてもなかなか顔を向けない。このような向き癖が続くと、一方の後頭部に圧が集中しやすくなります。
向き癖には、部屋の明るさ、家族がいる位置、授乳する向き、寝具の環境など、毎日の生活が関係していることがあります。赤ちゃんは安心できる方向や、見慣れた方向を好むこともあります。
ただ、向き癖には首の動かしにくさや、全身の使い方の偏りが関係している場合もあります。その背景の一つとして、赤ちゃんに生まれつき備わっている原始反射を確認することがあります。
赤ちゃんは、生まれた直後から自分の意思で自由に体を動かせるわけではありません。刺激に対して無意識に起こる、生きるために必要な反応を持っています。これが原始反射です。
原始反射には、口元に触れると吸おうとする反射、手のひらに触れると握る反射、音や姿勢の変化で両手を広げる反射などがあります。これらは赤ちゃんの成長に必要な自然な反応です。
原始反射は、必要な時期に見られ、脳や体の発達に合わせて少しずつ役割を終えていきます。消えてなくなるというより、意識して体を動かすための土台へと変化していくイメージです。
向き癖との関係で知っておきたい反射の一つが、非対称性緊張性頚反射です。ATNRと呼ばれることもあります。
仰向けの赤ちゃんが顔を右に向けると、右側の腕や脚が伸びやすく、反対側の腕や脚が曲がりやすくなる反射です。左を向けば、左側の手足が伸び、右側の手足が曲がりやすくなります。
剣を構えるような姿勢に見えることから、フェンシング反射と説明されることもあります。生まれたばかりの赤ちゃんに見られる、自然な発達の一部です。
この反射がある時期は、顔を向ける方向によって手足の使いやすさに差が出やすくなります。そのため、赤ちゃんが楽に感じる方向が偏り、同じ側を向く時間が長くなることがあります。
同じ方向を向く時間が続けば、後頭部の同じ場所に圧がかかりやすくなります。非対称性緊張性頚反射そのものが悪いのではなく、赤ちゃんの体の使い方や向き癖に関わる一つの要素として捉えることが大切です。
非対称性緊張性頚反射は、一般的には生後4か月から6か月ごろにかけて目立ちにくくなり、次の発達へと移っていきます。個人差があるため、月齢だけで急いで判断する必要はありません。
反射が自然に統合されていくと、赤ちゃんは首を正面で保ちやすくなり、左右の手を使いやすくなります。そして、寝返り、手を伸ばす、両手を体の中央で合わせるといった動きへつながっていきます。
原始反射が必要な時期に現れ、その後の発達に合わせて統合されることは、赤ちゃんがスムーズに体を使っていくための大切な土台です
私はこれを、赤ちゃんが成長のレールに乗っていくための準備の一つだと考えています。首を動かす、手を見る、寝返りをする、座る、はいはいをするという流れは、それぞれがつながっています。
ただし、反射があることだけで問題と決めることはできません。赤ちゃんの月齢、首の動き、寝返りなどの発達、普段の機嫌、健診での確認を合わせて見ていくことが必要です。
赤ちゃんがいつも片側だけを向き、反対側へ向こうとすると強く嫌がる場合は、首や体の動きに偏りがないかを確認したいところです。
また、顔を向けるたびに片側の手足が強く突っ張るように見える、左右の手の使い方が明らかに違う、月齢が進んでも体を正面で保ちにくいと感じる場合も、一度専門家に相談すると安心です。
赤ちゃんの発達には幅があります。比べて焦る必要はありませんが、お母さんやお父さんが「何となく気になる」と感じる感覚は、日々そばにいるからこそ気づける大切なサインです。
向き癖に気づいたからといって、赤ちゃんの顔を無理に反対方向へ向ける必要はありません。嫌がる方向に力を加えると、赤ちゃんにとってもご家族にとっても負担になってしまいます。
まずは、赤ちゃんが起きていて、大人がしっかり見守れる時間に、自然と反対側にも興味が向く環境をつくってみましょう。小さな工夫の積み重ねが、体の使い方の幅につながります。
うつぶせ遊びは、首や体を使う経験につながります。ただし、眠るときにうつぶせ寝をさせることとは別です。睡眠中は安全を優先し、仰向けで寝かせてください。
赤ちゃんの機嫌が悪いときや、疲れているときに頑張る必要はありません。「今日は少し反対を見られたね」と、できたことを積み重ねていく気持ちで十分です。
頭の形や向き癖について相談を受けたとき、私は必ず医療機関での確認が必要なサインがないかを大切にしています。赤ちゃんの安全と健康を守るために、整体だけで判断するべきではない場面があるからです。
頭囲の増え方が急に変わったように見える、今までの成長曲線から大きく離れてきた、哺乳量や機嫌に変化がある場合は、まず小児科へ相談してください。
| 気になる様子 | まず行いたいこと |
|---|---|
| 頭囲が急に大きくなった、小さくなったように見える | 健診を待たず、小児科へ相談する |
| 吐くことが増えた、元気がない、飲みが悪い | 頭の形だけと考えず、早めに受診する |
| 首が片側へほとんど向かない、強く反る | 首や全身の状態を医療機関で確認する |
| 左右差や平らさが強く、進んでいるように感じる | 小児科で相談し、必要に応じて専門医につないでもらう |
また、赤ちゃんの頭の骨の状態について医学的な確認が必要な場合もあります。気になる変化があるときは、自己判断で様子見を続けず、かかりつけの小児科で相談してください。
当院では、赤ちゃんの頭の形についてご相談をいただいたとき、後頭部の平らさだけを見て終わりにはしません。頭の向き、首の可動域、抱っこでの反応、左右の手足の使い方、日常での姿勢まで丁寧に確認します。
非対称性緊張性頚反射のような原始反射も、赤ちゃんの動きを理解するための一つの視点です。反射を無理にどうにかするという考え方ではなく、その時期に必要な発達を妨げないよう、体を使いやすい環境を整えることを大切にしています。
私は、赤ちゃんの発達には順番があると考えています。首を動かす、手足を左右に使う、正面で手を合わせる、寝返りをする。その一つひとつが、次の動きの土台になります。
そのため、見た目の形だけを急いで整えようとするのではなく、赤ちゃんが心地よく動けているか、成長に必要な経験を積めているかを一緒に確認していきます。
インターネットで調べていると、頭の形、斜頭、頭囲、反射、発達など、たくさんの言葉が出てきます。情報が多いほど、「うちの子はどうなのだろう」と不安が大きくなることもあります。
赤ちゃんによって、頭の形も、向きやすい方向も、発達の速さも違います。だからこそ、一般的な情報だけで結論を出すのではなく、今のお子さんの状態を丁寧に見ていくことが大切です。
赤ちゃんの頭の形と成長曲線を確認するときは、頭囲の推移、向き癖、首の動き、原始反射、毎日の発達を一つずつ分けて見ていきましょう。
非対称性緊張性頚反射をはじめとする原始反射は、赤ちゃんが成長するために必要な反応です。適切な時期に見られ、発達に合わせて統合されていくことが、次の動きへ進むための土台になります。
向き癖があるからといって、すべてが問題とは限りません。ただ、頭の形が気になる、首の動きが左右で違う、発育の流れが心配という場合は、早めに状態を確認することで安心につながります。
私は、赤ちゃんの頭の形に悩むお母さん、お父さんが、不安なまま一人で抱え込まないでほしいと思っています。海老名市周辺でお困りの方は、どうぞいつでもおおた整体へご相談ください。


当院のページをご覧になって頂いた、遠方にお住いの方に向けたご案内のページを用意しました。一度お読みになってみてください。

