脊椎すべり症

脊椎すべり症とは

脊椎すべり症とは、背骨を構成する椎骨の一つが前方や後方に滑り出してしまう状態です。

通常、上の椎骨が下の椎骨に対して前方にずれることが多く見られます。このずれによって神経が圧迫され、腰痛や足のしびれ、痛みなどの症状が現れるのが特徴です。

特に腰椎（腰の背骨）で発生することが多く、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、腰痛は日本人の訴える自覚症状のトップであり、その中で脊椎すべり症は腰痛の主要な原因の一つとされています。

脊椎すべり症を放置すると、様々な問題が生じる可能性があります。まず、すべりの程度が進行し、腰痛や下肢のしびれ・痛みが悪化していきます。

悪化してしまうと日常生活では歩行距離が徐々に短くなり、活動範囲が狭まってしまいます。

立ち仕事や長時間の同じ姿勢が困難になり、仕事や家事に支障をきたすようになります。神経障害が進行すると、足の筋力低下が起こり、つまずきやすくなることもあります。早期発見・早期治療が何より大切です。

脊椎すべり症の原因

開院以来、当院には脊椎すべり症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、脊椎すべり症の原因はひとつではなく複合的であるということです。

脊椎すべり症の原因として次のものが挙げられます。

脊椎すべり症はこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、腰椎の不安定性や神経圧迫などが発生し、痛みやしびれが生じます。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。脊椎すべり症は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

脊椎すべり症への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法（非手術的治療）

長期間の薬物使用による副作用（胃腸障害、腎機能障害など）のリスクがあります。また、コルセットの長期使用は腰部の筋力低下を招く可能性があり、根本的な解決にはならないことが多いです。

神経ブロック注射

効果は一時的であることが多く、繰り返し注射が必要になる場合もあります。

手術療法

脊椎固定術を行うと、固定した部分の上下の椎間に負担がかかり、新たな問題（隣接椎間障害）が生じることもあります。また、回復には数ヶ月を要してしまいます。

脊椎すべり症を改善するために

脊椎すべり症の改善には、まず正確な検査による原因の特定が不可欠です。

当院では5種類の独自検査を行い、あなたの症状の根本原因を明らかにします。姿勢分析ソフトで体の歪みを数値化し、整形外科検査、筋力検査、徒手検査など細かく専門的な検査を実施します。

検査結果に基づいて、あなただけの施術計画を作成します。脊椎すべり症は人によって原因も症状も異なるため、画一的な施術では効果が限られます。当院では検査で特定した原因に対して、ピンポイントで施術を行います。

また、日常生活での姿勢や動作の指導も重要です。正しい姿勢の維持方法や、腰に負担をかけない動作の仕方をお伝えします。これにより、施術効果の持続性を高め、再発防止にもつながります。

当院の特徴

当院の最大の特徴は、20年以上の臨床経験を持つ院長が問診・検査から施術まで責任をもって担当することです。脊椎すべり症のような複雑な症状は、経験豊富な施術者による的確な判断が重要です。施術者が変わることなく、一貫した治療を受けられます。

5種類の独自検査で症状の原因を明確にし、2,000件を超える改善事例を丁寧に分析しています。これにより、最短・最速で改善するための根拠を「見える化」し、先を見据えた治療計画に沿って治療を進めていきます。

当院で脊椎すべり症が改善する理由

当院では解剖学を基礎にした確かな技術で高い改善率を実現しています。ワンパターンではない、あなたの状態に合わせた施術を提供します。

当院で脊椎すべり症が改善する理由は、徹底した検査と分析にあります。症状の原因が分からなければいずれ痛みは再発してしまう可能性が高いです。

当院ではどこよりも検査・分析を大事にして、症状の原因を明確にし、あなたにお伝えします。そして、確かな技術であなたの症状を改善します。

脊椎すべり症のQ＆A

脊椎すべり症は自然に治りますか？

完全に自然治癒することは稀です。ただし、適切な運動療法や生活習慣の改善により、症状をコントロールすることは可能です。当院では個々の状態に合わせた施術と自宅でできるケア方法をご提案し、長期的な症状管理をサポートしています。

脊椎すべり症の人がやってはいけないことは？

重い物の持ち上げ、急激な腰の捻り、長時間の前かがみ姿勢は避けるべきです。また、高強度の衝撃を伴うスポーツも注意が必要です。当院では日常生活での動作の仕方や、安全に行える運動についての具体的なアドバイスを提供しています。

脊椎すべり症と脊柱管狭窄症の違いは何ですか？

脊椎すべり症は椎骨がずれる状態、脊柱管狭窄症は脊柱管が狭くなる状態です。両者は合併することも多く、似た症状を示します。当院では詳細な検査と問診により、どちらの要素が強いかを見極め、最適なアプローチを行っています。

脊椎すべり症でもスポーツを続けることはできますか？

症状の程度によりますが、多くの場合は適切な種目選択と動作の修正により継続可能です。特に水泳やウォーキングなどの低衝撃運動はお勧めです。当院では患者さんの趣味や活動レベルを考慮した個別のアドバイスを提供しています。

脊椎すべり症の痛みを和らげる日常生活での工夫は？

正しい姿勢の維持、腰への負担を減らす動作の工夫、適切な椅子やマットレスの選択が重要です。当院では生活環境の評価と改善提案を行い、日常動作の指導も実施。腰部サポーターの適切な使用方法もアドバイスしています。

脊椎すべり症に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

脊椎すべり症は適切な施術と生活習慣の改善により、多くの方が症状の軽減を実感されています。当院に通われた方からは「何年も悩んでいた腰痛がようやく良くなった」「もう手術しなくて済みそう」といった喜びの声をいただいています。

痛みや不調は我慢していても改善することはありません。これ以上悪化させないためにも、今すぐ当院にご相談ください。あなたの力になれるよう、全力でサポートします。