へバーデン結節

へバーデン結節とは

へバーデン結節とは、手指の第1関節（指先に最も近い関節）が変形して曲がってしまう病気です。

この関節の背側（手の甲側）に2つのコブ（結節）ができるのが特徴です。赤く腫れたり痛みを伴ったりすることが多く、日常生活に支障をきたすことがあります。

この病気はイギリスの医師ウィリアム・へバーデンの名前に由来しています。主に40歳以上の女性に多く見られる症状で、特に更年期以降の女性に発症しやすい傾向があります。男性も発症しますが、女性と比べると罹患率は低いとされています。

日本では推定3千万人の患者がいると言われており、高齢になるほど発症率は高くなります。近年ではスマートフォンの普及に伴い、若年層での発症も増加傾向にあるようです。

へバーデン結節を放置すると、症状が出ては治まるという波を繰り返しながら、約10年ほどの期間をかけて関節や骨の変形が進行していきます。

初期は痛みや腫れが主な症状ですが、次第に指が横に広がったり（側方変異）、曲がった状態で関節が固まってしまいます。

関節が固まると痛みは落ち着くことが多いですが、指の変形により動きが制限されます。物をつかむ、ボタンを留める、文字を書くなどの細かい作業が困難になり、日常生活に大きな支障をきたすようになるのです。

家事や仕事、趣味など、手を使う多くの活動に影響が出るため、早期の適切な対応が重要です。

へバーデン結節の原因

開院以来、当院にはへバーデン結節でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、へバーデン結節の原因はひとつではなく複合的であるということです。

へバーデン結節の原因として次のものが挙げられます。

へバーデン結節はこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

特に40歳以上で更年期以降の女性に多いことから、加齢や女性ホルモンの減少が大きく関与していると考えられています。また、裁縫や刺繍、農業など日常的に手仕事を多くする方に発症しやすい傾向があります。

家族内で多発する例も報告されており、体質的な要素も関与しているようです。現代社会では小指でスマートフォンを支える動作が、特に小指のへバーデン結節を誘発する可能性も指摘されています。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。へバーデン結節は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

へバーデン結節への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

症状の進行を遅らせる対症療法であり、根本的な解決にはならないことが多いです。また、テーピングやサポーターの使用は日常生活で不便を感じることがあります。

薬物療法（ステロイド注射）

効果は一時的であり、繰り返し注射を行うと関節や周囲組織に悪影響を及ぼす可能性があります。また、注射時の痛みや感染リスクも考慮する必要があります。

手術療法

関節固定術では、痛みは軽減しますが指の動きが制限されて物を握りにくくなるなど日常生活に新たな不便が生じることがあります。また、回復期間の負担があります。

へバーデン結節を改善するために

へバーデン結節の改善には、症状の原因を正確に把握することが何よりも重要です。当院では5種類の独自検査を行い、あなたの症状の根本原因を明確にします。

まず、姿勢分析システムを用いて体全体のバランスを確認します。指の症状だけでなく、肩や腕、首の状態も関連している可能性があるからです。次に関節の可動域や筋力の状態を詳細に検査します。

検査結果に基づいて、一人ひとりに最適な施術プランを作成します。その人の状態に合わせた施術を行っていきます。

また、日常生活での注意点や自宅でできるケア方法もアドバイスします。正しい指の使い方や負担を軽減する工夫は、症状の改善と再発防止に大きく貢献します。

当院の施術は解剖学に基づいた確かな技術で、安心して受けていただけます。根気強く続けることで、多くの方が痛みの軽減と日常生活の質の向上を実感されています。

当院の特徴

当院の最大の特徴は、20年以上の臨床経験を持つ院長が問診から施術まで一貫して担当することです。へバーデン結節のような繊細な症状は、継続的な施術と経過観察が重要です。

5種類の独自検査で症状の原因を明確にし、2,000件を超える改善事例を丁寧に分析した独自の治療システムを構築しています。

これにより、最短・最速で改善するための根拠を「見える化」し、先を見据えた治療計画に沿って施術を進めていきます。

当院でへバーデン結節が改善する理由

当院の施術は、マニュアル通りのワンパターンな施術ではなく、一人ひとりの状態に合わせた効果的な施術を提供しています。

さらに、施術だけでなく、日常生活での注意点やエクササイズの指導も行います。これにより、施術効果を持続させ、再発を防ぐことができます。

当院でへバーデン結節が改善する理由は、このような総合的なアプローチにあります。単に痛みを取り除くだけでなく、根本原因にアプローチし、再発しない体づくりをサポートします。

へバーデン結節のQ＆A

へバーデン結節は自然に治りますか？

完全に自然治癒することは稀ですが、個人差があり数か月〜数年で痛みが落ち着くことがあります。ただし、一度変形した骨や関節は元には戻らないため、早期発見と適切なケアが重要です。当院では症状に合わせた適切なアプローチで痛みの軽減と変形の進行を抑える施術を行っています。

へバーデン結節の人がやってはいけないことは？

指先に過度な負荷をかける動作、患部を強く温めること、強いマッサージ、重いものを持つこと、スマホの過度な使用は避けるべきです。これらは症状を悪化させる可能性があります。当院では日常生活での注意点や適切なケア方法をアドバイスし、患者さんの生活スタイルに合わせたサポートを提供しています。

手術以外に根本的な治療法はありますか？

従来の保存療法では根本的な改善は難しいとされてきましたが、近年では再生医療など新たな選択肢も出てきています。当院では手術に頼らない施術アプローチとして、関節の安定化と炎症抑制を目指した独自の施術法を提供し、多くの患者さんに改善を実感いただいています。

若い年齢でも発症することはありますか？

主に40歳以上の女性に多い疾患ですが、外傷後の発症や、スマートフォンの普及に伴い若年層での発症も報告されています。当院では年齢を問わず、症状の早期発見と適切なケアの重要性をお伝えし、個々の状態に合わせた施術を行っています。

指の変形は元に戻りますか？

残念ながら、一度変形した骨や関節は自然に元の状態に戻ることはありません。しかし、早期に適切なケアを始めることで変形の進行を遅らせることは可能です。当院では変形の進行を最小限に抑えるための施術と日常生活のアドバイスを提供しています。

へバーデン結節に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

へバーデン結節の症状が改善すると、日常生活の様々な場面で変化を実感できます。痛みや不安から解放されることで、心の余裕も生まれます。

痛みや不調は我慢していても改善することはありません。これ以上悪化させないためにも、今すぐ当院にご相談ください。あなたの力になれるよう、全力でサポートします。