ランナー膝

ランナー膝とは

ランナー膝とは、正式には「腸脛靭帯炎（ちょうけいじんたいえん）」と呼ばれる症状です。

膝の外側にある腸脛靭帯という大きな靭帯が炎症を起こすことで痛みが生じます。主にランニングなど膝を繰り返し曲げ伸ばしする動作によって発症します。

膝の外側にズキズキとした痛みを感じるのが特徴的で、ランニング愛好家に多く見られることからこの名前が付けられました。日本整形外科学会の調査によると、ランニング愛好家の約15〜20%が一度はランナー膝を経験するとされています。

近年のマラソンブームの影響で患者数は増加傾向にあり、スポーツ障害を専門とする整形外科クリニックでは、膝の痛みを訴える患者の約30%がランナー膝と診断されるケースもあります。

ランナー膝を放置すると、さまざまな問題が生じる可能性があります。初期段階では運動時のみの痛みですが、次第に日常生活でも痛みを感じるようになってしまいます。

慢性化すると歩行時や安静時にも痛みが続き、階段の上り下りが困難になることもあります。痛みをかばうための不自然な歩行や姿勢により、他の部位にも負担がかかります。特に腰や反対側の膝などに二次的な障害を引き起こす可能性が高まります。

また、運動を継続できなくなることで、趣味や生きがいとしてランニングを楽しんでいた方にとっては、生活の質が大きく低下することになるでしょう。

痛みを我慢して走り続けることは決してお勧めできません。早期の適切な対処が重要です。

ランナー膝の原因

開院以来、当院にはランナー膝でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、ランナー膝の原因はひとつではなく複合的であるということです。

ランナー膝の原因として次のものが挙げられます。

ランナー膝はこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

特に急激な運動量の増加や長時間のランニングでリスクが高まります。体幹や股関節の筋力不足も大きな影響を与えます。これらの原因が引き金となり、腸脛靭帯に過度な負担がかかり、炎症が生じるのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ランナー膝は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ランナー膝への対応として、次のようなものが一般的です。

安静とアイシング

一時的な痛みの緩和には効果的ですが、根本的な原因解決にはなりません。長期間の安静は筋力低下を招く恐れがあります。

消炎鎮痛剤の処方

症状を一時的に抑えるだけで根本的な解決にはならず、長期使用による副作用のリスクがあります。

装具の使用

依存することで筋力低下を招く恐れがあり、根本的な解決にはなりません。また、長時間の使用で不快感を覚えることもあります。

ランナー膝を改善するために

ランナー膝を改善するためには、まず正確な診断と原因の特定が重要です。当院では5種類の独自検査を行い、あなたの症状の原因を明確にします。

検査結果に基づいて、あなただけの施術計画を作成します。腸脛靭帯の炎症を抑えるだけでなく、その原因となっている筋力の不均衡や姿勢の問題にもアプローチします。

施術と並行して、自宅でできるストレッチやエクササイズもご指導します。これにより、施術の効果を高め、再発を防ぐことができます。

ランナー膝は適切なケアと原因へのアプローチで改善可能です。諦める必要はありません。当院の豊富な施術実績を活かし、あなたの症状改善をサポートします。

当院の特徴

当院では、ランナー膝の改善に特化した独自の治療システムを構築しています。20年以上の臨床経験を持つ院長が、問診から施術まで責任をもって担当します。

ミリ単位で画像を解析し、理想的な姿勢との差異を検出する姿勢分析システムをはじめとする5つの独自検査で、不調の原因を特定します。

検査をしっかり行わずに施術しても、原因が特定できていなければ同じ症状を繰り返すことになってしまいます。

当院でランナー膝が改善する理由

解剖学を基礎にした確かな技術で、ランナー膝の根本的な改善を目指します。数々の治療院での経験と14年間の開院実績から確立した独自の治療法で、高い改善率を実現しています。

ランナー膝でお悩みの方は、ぜひ一度当院の施術をお試しください。あなたの症状改善に全力でサポートします。

ランナー膝のQ＆A

ランナー膝は自然に治りますか？

完全な安静を保てば一時的に症状は改善することがありますが、根本的な原因（筋力不均衡や不適切なフォームなど）が解決されない限り、運動再開とともに再発する可能性が高いです。適切なケアと原因に対するアプローチが必要です。当院では症状に合わせた適切なアプローチで施術を行っています。

ランナー膝の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してのランニング継続、下り坂でのランニング、硬い路面での長時間走行は避けるべきです。また、ストレッチ不足のまま急に運動量を増やすことも禁物です。痛みがある時の過度な負荷は症状を悪化させます。当院では個々の状態に合わせた適切な動作指導を行っています。

ランナー膝は手術が必要になることもありますか？

ランナー膝の多くは保存的治療（リハビリテーションやストレッチなど）で改善します。手術が必要になるケースはごくまれで、長期間の保存的治療でも改善が見られない重度の症例に限られます。早期の適切な対応が手術回避の鍵です。当院では手術を避けたい方のための総合的なアプローチを提供しています。

ランナー膝と診断されたら、どのくらいの期間ランニングを休むべきですか？

症状の程度によりますが、一般的には痛みがなくなるまで2〜4週間の休息が推奨されます。その間、適切なリハビリテーションを行い、徐々に負荷を増やしていくことが大切です。焦って復帰すると再発リスクが高まります。当院では回復状況を細かく評価し、段階的な復帰プログラムを提案しています。

ランナー膝の完治までの平均的な期間はどのくらいですか？

症状の程度や個人差によりますが、適切な治療とケアを行った場合、軽度から中等度の症状であれば4〜8週間程度で改善することが多いです。ただし、完全に元の状態に戻るには3〜6ヶ月かかることもあります。当院では回復を早めるための総合的なアプローチを提供しています。

ランナー膝に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術を受けることで、ランナー膝の痛みから解放されるだけでなく、より健康的で活動的な生活を取り戻すことができます。

多くの方が施術後、「もっと早く来ればよかった」とおっしゃいます。痛みを我慢して走り続けることは、症状を悪化させるだけです。早めの対処が最も効果的です。

ランナー膝でお悩みなら、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの症状に合わせた最適な施術プランをご提案します。再びランニングを楽しめる日を一緒に目指しましょう。