上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋長頭腱炎とは

上腕二頭筋長頭腱炎は、力こぶを作る筋肉である上腕二頭筋の長頭腱という部分に炎症が起こる疾患です。

この腱は肩の関節内を通って上腕骨に付着しており、腕を曲げたり回したりする動作で重要な役割を果たしています。

炎症により肩の前側に痛みが生じ、特に腕を上げる動作や物を持ち上げる動作で症状が悪化することが特徴です。スポーツ活動や重労働に従事する中高年男性に多く見られる傾向があります。

上腕二頭筋長頭腱炎を放置すると、慢性的な炎症により腱の変性が進行し、最終的には腱の部分断裂や完全断裂に至る可能性があります。

また、痛みをかばうことで肩関節周囲の筋肉バランスが崩れ、四十肩や腱板損傷などの二次的な障害を引き起こすリスクが高まります。

さらに、日常生活動作の制限が長期化することで筋力低下や関節可動域の制限が生じ、最悪の場合は肩関節の機能が著しく低下し、手術が必要になることもあります。

上腕二頭筋長頭腱炎の原因

開院以来、当院には上腕二頭筋長頭腱炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、上腕二頭筋長頭腱炎の原因はひとつではなく複合的であるということです。

上腕二頭筋長頭腱炎の原因として次のものが挙げられます。

上腕二頭筋長頭腱炎はこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、患部の筋肉や関節、神経などに負担がかかり続けた結果、末梢神経や血流に機能障害が起きて、それが上腕二頭筋長頭腱炎となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。上腕二頭筋長頭腱炎は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

上腕二頭筋長頭腱炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

湿布では効果が感じられないことも多いので、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、長期使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用のリスクがあります。

注射療法

効果は一時的で、繰り返し注射により腱の脆弱化や感染のリスクがあり、根本的な解決には至らないことが多いです。

物理療法

効果には個人差があり、症状の根本的な改善には限界があることが多く、継続的な治療が必要になります。

手術療法

侵襲的な治療であり、術後のリハビリテーションに長期間を要します。肉体的、精神的負担が大きく、手術後のリハビリに時間がかかります。

上腕二頭筋長頭腱炎を改善するために

まずはあなたの上腕二頭筋長頭腱炎の本当の原因を明らかにします。病院等で診断が出ていたとしてもそれが本当の原因で症状が出ているとは限りません。

そのために体の状態を詳しくみていく必要があります。本当の原因が分かっていない状態で、治療を始めてしまっては行き当たりばったりになってしまい、根本的な改善が見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、上腕二頭筋長頭腱炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

豊富な知識と経験を持つ院長が、検査から治療まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

上腕二頭筋長頭腱炎と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。姿勢や肩甲骨の動き、筋肉や関節の可動域などをチェックしたうえで改善を目指します。

当院で上腕二頭筋長頭腱炎が改善する理由

上腕二頭筋長頭腱炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さないことで治療効果が高まり、それが当院における上腕二頭筋長頭腱炎の豊富な改善実績に繋がっています。

上腕二頭筋長頭腱炎のQ＆A

上腕二頭筋長頭腱炎は自然に治りますか？

軽度の場合は安静により自然治癒することもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。放置すると慢性化し、より治りにくくなる可能性があります。

上腕二頭筋長頭腱炎の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に腕を使うこと、重い物を持ち上げること、オーバーヘッド動作を繰り返すことは避けるべきです。急激な動作も控えましょう。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療を行えば2～6週間程度で改善することが多いです。慢性化している場合はより長期間を要することがあります。当院では初回の検査で症状の原因や状態を確認し、施術計画を立てて施術を行っていきます。

再発を防ぐにはどうすればいいですか？

肩甲骨周囲の筋力強化、正しい姿勢の維持、運動前後のストレッチ、過度な負荷を避けることが重要です。定期的なメンテナンスも効果的です。

運動はいつから再開できますか？

痛みが軽減し、日常生活動作に支障がなくなってから段階的に再開します。急激な復帰は避け、徐々に負荷を上げていくことが大切です。当院では出来るだけ、早期の運動再開を目指します。状態を見ながら再開のタイミングや強度をご提案していきます。

温めるのと冷やすのはどちらが良いですか？

急性期の炎症がある場合は冷却、慢性期や筋緊張がある場合は温熱療法が効果的です。症状に応じて使い分けることが重要です。

他の肩の病気との違いは何ですか？

四十肩は肩関節全体の可動域制限がありますが、上腕二頭筋長頭腱炎は特定の動作で痛みが出るのが特徴です。腱板損傷とは痛みの部位が異なります。

予防方法はありますか？

肩甲骨周囲の筋力強化、正しい姿勢の維持、運動前後のウォームアップとクールダウン、過度な負荷を避けることが予防に効果的です。当院では予防も含めたエクササイズの指導等も行っています。

上腕二頭筋長頭腱炎に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と上腕二頭筋長頭腱炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも珍しくありません。

上腕二頭筋長頭腱炎は早めに対処することで、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。