大転子滑液包炎

大転子滑液包炎とは

大転子滑液包炎とは、股関節の外側にある大転子という骨の出っ張り部分の周囲にある滑液包が炎症を起こす病気です。

滑液包は関節の動きをスムーズにするクッションの役割を果たす袋状の組織で、ここに炎症が生じると股関節外側に持続的な痛みが現れます。

一般人口1,000人中の5～6人が発症する比較的頻度の高い疾患で、決してまれな病気ではありません。

特に女性や中高年の方に多く見られ、40～60歳の年代での発症が多いとされています。日本の人口を考慮すると、推定で約60～75万人程度の方がこの症状に悩んでいると考えられます。

大転子滑液包炎を放置すると痛みが慢性化し、3ヶ月以上続く慢性疼痛に移行する可能性があります。歩行時の痛みにより運動不足となり、筋力低下や体力の衰えを招きます。

股関節周囲の筋肉が硬くなり、関節の可動域が制限されることで日常生活動作が困難になっていきます。

大転子滑液包炎の原因

開院以来、当院には大転子滑液包炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、大転子滑液包炎の原因はひとつではなく複合的であるということです。

大転子滑液包炎の原因として次のものが挙げられます。

大転子滑液包炎はこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、股関節周囲の筋肉の緊張や関節の可動域減少、滑液包への過度な圧迫ストレスなどが発生し、炎症が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。大転子滑液包炎は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

大転子滑液包炎への対応として、次のようなものが一般的です。

安静指導

長期間の安静により筋力低下や関節可動域制限を招く可能性があります。適度な運動が必要な場合もあり、完全な安静が逆効果になることもあります。

消炎鎮痛薬

胃腸障害や肝機能への影響があり、根本的な治療にはなりません。

ステロイド注射

効果は一時的で、繰り返し注射により感染リスクや組織の脆弱化の可能性があります。肉体的、精神的負担も考慮する必要があります。

大転子滑液包炎を改善するために

まずはあなたの大転子滑液包炎の本当の原因を明らかにします。病院等で診断が出ていたとしてもそれが本当の原因で症状が出ているとは限りません。

そのために体の状態を詳しくみていく必要があります。本当の原因が分かっていない状態で、治療を始めてしまっては行き当たりばったりになってしまい、根本的な改善が見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、大転子滑液包炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

豊富な知識と経験を持つ院長が、検査から治療まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

股関節と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。姿勢や骨盤の歪み、筋肉や関節の可動域などをチェックしたうえで改善を目指します。

当院で大転子滑液包炎が改善する理由

大転子滑液包炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さないことで治療効果が高まり、それが当院における大転子滑液包炎の豊富な改善実績に繋がっています。

大転子滑液包炎のQ＆A

大転子滑液包炎は自然に治りますか？

軽度の場合は安静により自然治癒することもありますが、慢性化すると自然治癒は困難になります。適切な治療により改善率は向上しますので、早期の治療をお勧めします。

大転子滑液包炎の人がやってはいけないことは？

痛みのある側を下にして長時間寝る、激しい運動、長時間の立位、階段の駆け上がりなど患部に負担をかける動作は避けるべきです。当院では日常生活での注意点についても詳しくアドバイスします。

どのくらいの期間で治りますか？

急性期であれば数週間から数ヶ月で改善しますが、慢性化した場合は半年以上かかることもあります。早期治療が重要で、当院では検査結果に基づいて改善までの期間を明確にお伝えします。

再発する可能性はありますか？

原因となる動作や姿勢を改善しないと再発リスクは高くなります。当院では予防的なストレッチや筋力強化の指導も行い、再発防止に努めています。

手術が必要になることはありますか？

保存的治療で改善しない場合に手術が検討されますが、一般的ではありません。当院の治療により多くの方が手術を回避できています。

大転子滑液包炎に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と大転子滑液包炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも珍しくありません。

大転子滑液包炎は早めに対処することで、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。