逆流性食道炎

逆流性食道炎とは

逆流性食道炎は胃の中の強い酸性の胃液や食べ物が食道に逆流することで起こる病気です。

本来、胃と食道の境目には下部食道括約筋という筋肉があり、胃酸の逆流を防いでいますがこの機能が低下すると胃酸が食道に逆流し、食道の粘膜が傷つけられることで様々な不快症状が現れます。

日本人の3〜4人に1人が症状を抱えていると言われており、近年は食生活の欧米化やストレスの増加により患者数は増加傾向にあります。

食後の胸やけや胸の不快感だけでなく、喉の違和感や咳など様々な症状を引き起こすため、生活の質を著しく低下させる原因となっています。

逆流性食道炎を放置すると症状が慢性化するだけでなく、深刻な問題につながる可能性があります。食道粘膜の炎症が悪化し、強い痛みや不快感が続くようになります。

食事を楽しむことができなくなり、社交の場を避けるようになることで、精神的な健康にも悪影響を及ぼします。

これらの深刻な状態になる前に、適切な対処をすることが重要です。

逆流性食道炎の原因

開院以来、当院には逆流性食道炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、逆流性食道炎の原因はひとつではなく複合的であるということです。

逆流性食道炎の原因として次のものが挙げられます。

逆流性食道炎はこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

加齢や肥満によって下部食道括約筋の機能が低下すると、胃酸が食道へ逆流しやすくなります。また脂っこい食事や甘いものの過剰摂取、暴飲暴食、食後すぐに横になる習慣なども症状を悪化させる要因となります。

過度のストレスや睡眠不足は胃酸の分泌を増加させ、胃や食道の動きを低下させます。腹部の脂肪が増えることで胃への圧迫が強まり、胃酸が逆流しやすくなることも原因の一つです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。逆流性食道炎は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

逆流性食道炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

湿布では効果が感じられないことも多いので、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

外科治療

手術に伴うリスクや合併症の可能性があり、回復までに時間がかかります。また、手術後も生活習慣の改善は必要です。

逆流性食道炎を改善するために

逆流性食道炎の改善には、まず正確な原因特定が不可欠です。

当院では5種類の独自検査を行い、あなたの症状の根本原因を明らかにします。姿勢分析システムを用いて前方頭位や猫背などの姿勢の問題を数値化し、視覚的に確認できるようにします。

また、横隔膜の動きや腹部の緊張状態を詳細に検査することで、異常を見つけ出します。これらの検査結果をもとに、あなただけの施術計画を立てていきます。

体の歪みを整えることで胃と食道の正常な位置関係を取り戻し、胃酸の逆流を防ぎます。

さらに、食事や生活習慣のアドバイスも行い、症状の再発を防止します。根本的な原因に対処することで、薬に頼らない持続的な改善を目指します。

当院の特徴

当院では20年以上の臨床経験を持つ院長が問診・検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

特に猫背などの姿勢不良がある方は、体の調整が大きな効果を発揮することがあります。当院では解剖学を基礎にした確かな技術で、小さいお子さんから年配の方まで幅広い症状に対応しています。

当院で逆流性食道炎が改善する理由

検査を徹底的に行い原因を明確にすることで、再発を防ぎ、根本的な改善を目指します。これまでに多くの逆流性食道炎の患者さんが改善され、食事を楽しめるようになりました。

どこに行っても良くならなかった症状でも、当院の施術で改善する可能性があります。

逆流性食道炎のQ＆A

逆流性食道炎は自然に治りますか？

完全に自然治癒することは稀です。一時的に症状が軽減することはありますが、原因となる生活習慣や体の状態が改善されなければ再発しやすい傾向があります。適切な治療と生活習慣の改善を組み合わせることで、症状のコントロールと改善が期待できます。

逆流性食道炎の人がやってはいけないことは？

食後すぐに横になること、暴飲暴食、脂っこい食事や甘いものの過剰摂取、過度の飲酒や喫煙は避けるべきです。また、きつい腹部の締め付けや前かがみの姿勢を長時間続けることも症状を悪化させます。ストレスを溜め込むことも良くありません。

逆流性食道炎と胃潰瘍の違いは何ですか？

逆流性食道炎は胃酸が食道に逆流して食道粘膜に炎症を起こす状態で、主に胸やけや胸の不快感が特徴です。一方、胃潰瘍は胃の粘膜に傷ができる状態で、食後の強い胃痛が特徴です。症状が似ていることもあり、正確な診断には胃カメラ検査が必要です。

整体や体の調整は逆流性食道炎に効果がありますか？

姿勢の改善や横隔膜周辺の緊張緩和によって、胃と食道の位置関係が正常化し、症状の軽減に繋がるケースがあります。特に猫背などの姿勢不良がある方は、体の調整が補助的な効果を発揮することがあります。当院では初回の検査で改善可能かどうかや、頻度・期間など計画を立てて施術を行っていきます。

胸やけ以外の症状はありますか？

胸やけ以外にも、ゲップ、胃もたれ、胃痛、吐き気、口の中が酸っぱく感じる症状（呑酸）などがあります。また、長引く咳や喉の違和感、喉のつかえ感なども逆流性食道炎の症状として現れることがあります。

逆流性食道炎に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

院の施術を受けた多くの方が、これらの効果を実感されています。逆流性食道炎の症状に悩まされ、日常生活に支障をきたしていた方々が、施術を重ねるごとに症状が軽減し、以前のような活動的な生活を取り戻しています。

あなたも諦める必要はありません。当院の施術で逆流性食道炎の根本原因に対処し、健康で活動的な毎日を取り戻しましょう。