頚椎症

頚椎症とは

頚椎症とは、首の骨である頚椎や周囲の組織に加齢による変化が起こり、首の痛みや肩こり、手足のしびれなどの症状が現れる病気です。

椎間板の変性や骨のとげである骨棘の形成により、脊髄や神経根が圧迫されることで様々な症状を引き起こします。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、肩こりは女性の症状第1位、男性では第2位となっており、頚椎症を含む首や肩の不調は非常に多くの人が抱える問題です。

特に中高年以降に発症することが多く、50歳以上の約30-40%に頚椎症の変化があるとされています。

頚椎症を放置すると、手や腕のしびれが悪化し、握力低下や筋力低下が進行します。

細かい指先の動作が困難になり、ボタンをはめる、箸を使う、字を書くなどの日常動作に支障をきたすようになります。さらに進行すると歩行障害や足のしびれ、最悪の場合は排尿・排便障害まで引き起こす可能性があります。

頚椎症の原因

開院以来、当院には頚椎症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、頚椎症の原因はひとつではなく複合的であるということです。

頚椎症の原因として次のものが挙げられます。

頚椎症はこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、患部の筋肉や関節、神経などに負担がかかり続けた結果、末梢神経や血流に機能障害が起きて、それが頚椎症となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。頚椎症は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頚椎症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、長期服用による胃腸障害や肝機能への影響が懸念されます。症状の一時的な緩和にとどまることが多く、継続的な改善は期待できません。

頚椎牽引療法

効果には個人差があり、不適切な牽引により症状が悪化する場合があります。

ブロック注射

効果は一時的で、繰り返し施行が必要な場合があります。稀に感染や神経損傷などの合併症のリスクがあります。

手術療法

肉体的、精神的負担が大きく、手術後のリハビリに時間がかかる側面もあります。

頚椎症を改善するために

まずはあなたの頚椎症の本当の原因を明らかにします。病院等で診断が出ていたとしてもそれが本当の原因で症状が出ているとは限りません。

そのために体の状態を詳しくみていく必要があります。本当の原因が分かっていない状態で、治療を始めてしまっては行き当たりばったりになってしまい、根本的な改善が見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、頚椎症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

豊富な知識と経験を持つ院長が、検査から治療まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

頚椎症と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。姿勢や頚椎の歪み、筋肉や関節の可動域などをチェックしたうえで改善を目指します。

当院で頚椎症が改善する理由

頚椎症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さないことで治療効果が高まり、それが当院における頚椎症の豊富な改善実績に繋がっています。

頚椎症のQ＆A

頚椎症は自然に治りますか？

基本的には自然治癒する疾患ですが、数か月以上の時間を要することが多く、適切な姿勢管理や生活習慣の改善が重要です。

頚椎症の人がやってはいけないことは？

首を後ろに反らせる動作、重い物を持つ作業、激しい運動などは症状を悪化させる可能性があります。

頚椎症と頚椎ヘルニアの違いは何ですか？

頚椎症は加齢による変化が主因ですが、頚椎ヘルニアは椎間板の一部が飛び出して神経を圧迫する状態で、比較的若い世代にも発症します。

頚椎症は完治するのでしょうか？

構造的な変化は元に戻りませんが、適切な治療により症状の改善や進行の抑制は十分可能で、日常生活に支障のない状態まで回復できます。当院では計画を立て段階的な改善を目指します。

頚椎症の症状が片側だけに出るのはなぜですか？

神経根症の場合、圧迫される神経根は通常片側のため、症状も片側に現れることが多く、これは病気の特徴的な症状の一つです。

頚椎症の手術は必ず必要ですか？

多くの場合は保存的治療で改善しますが、重篤な神経症状や日常生活に著しい支障がある場合には手術が検討されることがあります。当院では出来るだけ手術せずに症状の改善を目指します。

頚椎症の症状が悪化する時期はありますか？

朝起床時や長時間同じ姿勢を続けた後、寒い時期や疲労が蓄積した時に症状が悪化しやすい傾向があります。

頚椎症に効果的なストレッチはありますか？

首を後ろに反らさない範囲での軽い可動域運動や肩甲骨周囲のストレッチが効果的ですが、専門家の指導の下で行うことが重要です。当院ではその人、症状に合わせた適切なエクササイズをアドバイスしていきます。

頚椎症は遺伝するのでしょうか？

直接的な遺伝はありませんが、骨格や体質などの遺伝的要因が発症リスクに影響する可能性があり、家族歴がある場合は注意が必要です。

頚椎症に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と頚椎症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも珍しくありません。

頚椎症は早めに対処することで、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。