外反母趾

外反母趾とは

外反母趾とは、足の親指（母趾）が小指側へ曲がり、第一中足骨（親指の付け根の骨）が内側に突き出る変形のことです。この変形により、親指の付け根に痛みや腫れが生じ、歩行時に強い痛みを感じることがあります。

見た目の変形だけでなく、足の機能障害を引き起こす代表的な足部疾患として知られています。

日本では成人女性の約25%、男性の約10%が外反母趾の症状を持つと推定されており、特に40代以降の女性に多く見られます。

外反母趾を放置すると、症状は徐々に進行して深刻な問題へと発展します。親指の変形がさらに進み、第二趾（人差し指）に重なったり、下に潜り込んだりする状態になることもあります。

足の指の付け根（中足骨頭）に過度な圧力がかかり、タコやウオノメができやすくなります。歩行時の痛みが増し、歩き方が変わることで膝や腰など他の部位に負担がかかり、新たな痛みを引き起こすこともあるのです。

外反母趾の原因

開院以来、当院には外反母趾でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、外反母趾の原因はひとつではなく複合的であるということです。

外反母趾の原因として次のものが挙げられます。

外反母趾はこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足部の変形や痛みが発生します。それは人によって違い、単に痛みを抑えるだけでは根本的な改善にはなりません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。外反母趾は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

外反母趾への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法（非外科的治療）

根本的な骨の変形を元に戻すことはできず、症状の緩和や進行の抑制が主な目的となります。継続的な使用が必要で、装具によっては靴の選択が制限されることもあります。

靴の指導

おしゃれな靴や職場で必要な靴が履けなくなるなど、生活スタイルの制限につながることがあります。また、適切な靴を見つけるのが難しく、高価なことも多いです。

手術療法

術後のリハビリテーションが必要であり、回復までに数週間から数ヶ月の期間を要します。

外反母趾を改善するために

外反母趾を改善するためには、まず正確な検査で症状の原因を特定することが重要です。当院では5種類の独自検査を行い、足部の変形だけでなく、姿勢や歩行パターン、骨盤のバランスなど全身の状態を詳しく分析します。

検査結果をもとに、一人ひとりに合わせた施術計画を立てます。足部の筋肉バランスを整える施術や、足のアーチを支える筋肉の強化などを組み合わせて行います。

外反母趾の症状は一朝一夕で改善するものではありません。しかし、適切な施術と生活習慣の改善を続けることで、痛みの軽減や変形の進行抑制が期待できます。当院では定期的な再検査を行い、改善状況を客観的に評価しながら施術を進めていきます。

当院の特徴

当院の最大の特徴は、検査を徹底して行い、症状の原因を明確にすることです。外反母趾は見た目の変形だけでなく、姿勢や歩き方、骨盤のバランスなど全身の状態が影響しています。

姿勢分析ソフトで体の歪みを数値化し、足部の筋力検査、関節の可動域検査など5種類の独自検査を行います。これにより、なぜ外反母趾が起きているのか、なぜ痛みが生じているのかを明らかにします。

当院で外反母趾が改善する理由

検査結果をもとに、一人ひとりに合わせた施術計画を立てます。計画に沿って施術を進め、定期的に再検査を行うことで、改善状況を客観的に評価します。

当院では20年以上の臨床経験を持つ院長が問診から施術まで責任を持って担当します。解剖学を基礎にした確かな技術で、外反母趾の痛みや変形を改善に導きます。

多くの患者さんが「他の治療院では改善しなかった症状が良くなった」と喜びの声を寄せています。外反母趾でお悩みなら、ぜひ当院にご相談ください。

外反母趾のQ＆A

外反母趾は自然に治りますか？

残念ながら、一度変形した外反母趾が自然に元に戻ることはほとんどありません。しかし、適切なケアや対策により症状の進行を遅らせたり、痛みを軽減したりすることは可能です。当院では、足の状態に合わせた総合的なアプローチで症状改善をサポートしています。

外反母趾の人がやってはいけないことは？

先の細いハイヒールの長時間着用は避けるべきです。また、足に合わない窮屈な靴の使用や、足の親指に過度な負担をかける動作（しゃがみ込みや爪先立ちの繰り返しなど）も控えた方が良いでしょう。当院では患者さんの生活習慣に合わせた具体的なアドバイスを提供しています。

外反母趾と扁平足は関係がありますか？

はい、密接な関係があります。扁平足では足のアーチが低下し、歩行時に親指に過度な負担がかかりやすくなります。これが外反母趾の発症や進行の要因となることがあります。当院では足部全体のバランスを評価し、アーチのサポートも含めた総合的なケアを行っています。

外反母趾の進行を止めることはできますか？

適切な対策を継続することで、多くの場合進行を遅らせたり止めたりすることが可能です。足に合った靴の選択、足の筋バランスを整えるエクササイズ、正しい歩き方の習得などが重要です。当院では定期的な評価と指導で、進行防止をサポートしています。

外反母趾があっても運動やスポーツはできますか？

可能です。ただし、足に合った適切なシューズの選択などが重要です。また、症状の程度によっては避けるべき動作もあります。当院では患者さんの好きな運動を続けられるよう、個別のアドバイスと足のケアを提供しています。

外反母趾に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

外反母趾の症状が改善すると、日常生活の質が大きく向上します。痛みから解放されることで、活動範囲が広がり、行動的になれます。

当院では、外反母趾の根本原因にアプローチする施術を行うことで、多くの患者さんが症状の改善を実感されています。一人で悩まず、まずはご相談ください。