産後太り

産後太りとは

産後太りとは、出産後に妊娠前の体重に戻らず、体重増加が続いている状態を指します。

一般的には産後6ヶ月を過ぎても妊娠前の体重より3キロ以上重い状態を産後太りと呼び、妊娠中に蓄積された脂肪や体質の変化により基礎代謝が低下し、体重が戻りにくくなる現象です。

産後太りを経験する女性は全体の約75％に上ります。年間約73万人が出産する日本において、毎年約55万人の女性が産後太りに悩んでいると推定され、多くの女性にとって深刻な問題となっています。

産後太りを放置すると、基礎代謝の低下により年々痩せにくい体質になってしまいます。時間が経てば経つほど、妊娠中に蓄積された脂肪は落としにくくなり、体重だけでなく体型も戻りにくくなります。

体重増加に伴い膝や腰への負担が増し、慢性的な関節痛を引き起こすリスクが高まります。さらに体型の変化により自信を失い、外出や人との交流を避けるようになり、産後うつのリスクも増加します。

骨盤の歪みが固定化され、内臓の位置がずれたままになることで、慢性的な下腹部のぽっこりお腹が改善困難になります。

最悪の場合、生活習慣病や糖尿病、高血圧などの疾患を発症し、将来的に健康寿命を縮める可能性があります。

産後太りの原因

開院以来、当院には産後太りでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、産後太りの原因はひとつではなく複合的であるということです。

産後太りの原因として次のものが挙げられます。

産後太りはこれら複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、基礎代謝の低下や骨盤の歪み、筋肉量の減少などが発生し、それが産後太りとなります。それは人によって違い、単に食事制限や運動だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。産後太りでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

産後太りへの対応として、次のようなものが一般的です。

食事指導

厳格な食事制限は母乳の質や量に影響する可能性があり、育児中の忙しい生活では継続が困難です。また、ストレスから反動的な過食を招くリスクもあります。

運動療法

赤ちゃんを預ける環境がないと通院が困難で、運動強度の調整を誤ると体調不良や怪我のリスクがあります。効果が現れるまで時間がかかり、モチベーション維持が課題です。

薬物療法

授乳中は使用できる薬剤が限られ、副作用のリスクもあります。根本的な体質改善にはならず、薬剤中止後のリバウンドも懸念されます。

心理カウンセリング

効果が実感できるまで時間がかかり、根本的な身体的問題の解決にはなりません。

産後太りを改善するために

まずはあなたの産後太りの本当の原因を明らかにします。産後の体は妊娠前とは大きく変化しており、一般的なダイエット方法では効果が出にくいのが現実です。

そのために体の状態を詳しくみていく必要があります。本当の原因が分かっていない状態で、治療を始めてしまっては行き当たりばったりになってしまい、根本的な改善が見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、産後太りの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院では産後のお母さんが無理なく通えるよう、お子様連れでの来院も歓迎しており、女性スタッフも常駐しています。

当院の特徴

豊富な知識と経験を持つ院長が、検査から治療まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

産後太りと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。

姿勢や骨盤の歪み、筋肉や関節の可動域、基礎代謝などをチェックしたうえで改善を目指します。

お子様連れでも安心してお越しいただけるよう、託児スペースを完備し、女性スタッフも常駐しています。

当院で産後太りが改善する理由

産後太りの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さないことで治療効果が高まり、それが当院における産後太りの豊富な改善実績に繋がっています。単に体重を落とすだけでなく、骨盤の歪みを整え、基礎代謝を向上させ、ホルモンバランスを正常化する根本的なアプローチで、確実な改善へと導きます。

産後太りのQ＆A

産後太りは自然に治りますか？

産後太りは放置して自然に戻っていくというケースは少ないです。妊娠中に蓄積された脂肪は時間が経つほど落ちにくくなり、基礎代謝の低下や骨盤の歪みが続くため、適切なコントロールやケアが必要です。

産後太りの人がやってはいけないことは？

過度な食事制限や激しい運動は避けるべきです。授乳中の栄養不足は母乳の質に影響し、無理な運動は体調不良や怪我の原因となります。焦らず段階的に取り組むことが大切です。

母乳育児をしていても太るのはなぜですか？

授乳でエネルギーを消費しても、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば体重は増加します。また、授乳による消費エネルギーは個人差があり、全ての方が痩せるわけではありません。

産後ダイエットはいつから始めて良いのでしょうか？

産後2〜3ヶ月頃から軽い運動や食事改善を始めることができます。ただし、体調の回復には個人差があるため、医師と相談しながら無理のない範囲で開始することが重要です。

骨盤矯正は産後太りに効果がありますか？

骨盤矯正により骨盤周囲の筋肉の働きが改善し、血流促進や基礎代謝の向上が期待できます。ただし、食事や運動習慣の改善と組み合わせることでより効果的になります。

産後太りに悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

産後太りは早めに対処することで、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。