【ばね指】親指が痛くて曲げられない

右手の中指が、痛くて指を閉じる動作が出来なくなる指の腱鞘炎、ばね指（弾発指）と診断されて来院された60代、女性の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

右手の中指を曲げると関節がカクっとなり痛く、しっかりと曲がらない。

頭を手で支えたりした時など右手を使った時に痛かったが、段々と何もしなくても痛みが出るようになってきた。

来院に至るまでの経緯

症状が出て、整骨院にも3か月くらい通ったがあまり、改善はみられなかった。

最初は指を閉じる時や右手を使う動作の時に痛かったが、段々と何もしないでも痛みを感じる時が増えてきてしまった。

このままでは悪化するのではないかと思い、以前、他の症状で通っていた当院に来院した。

検査と所見

検査結果は以下の通り

検査により、右第三指のばね指（腱鞘炎）のような病態であると判断

施術内容と経過

右第三指のPIP関節、右手の手掌部、右前腕部へのアプローチ、右手首のアライメントの調整を行う。

三回目の施術で、何もしていない時の痛みは消失。

しかし、指を動かした時のカクっとした動きと痛みは施術後は治まるものの、次回来院時には戻ってしまう状況が続いた。

８回目の施術時には、カクっとした動きもなく、ほぼ痛みは消失していた。

１０回目の施術時に動画を撮影して、痛みも無く、手が握れていた。

その後、本人の希望により、来院間隔を空けつつ施術を続けていったが一切、再発等は無い。

以下ご本人のメッセージ

昨年より指の腱鞘炎で悩んでおり、自宅近くの病院や整体に半年以上通ったのですが中々良くならずでした。

最後の頼みで、以前お世話になっていたおおた整体にお願いすることにしました。

何回か通っていくうちに段々と痛みが消えてきました、とても良かったです。

院長からのコメント

このように指が急に曲げたり、伸ばす時に引っかかったような動きになって痛くなったりする、いわゆる指の腱鞘炎である、ばね指は、同年代の女性に多くみられます。

時間が経てば、勝手に治るということもほぼ無く、場合によっては、酷くなってしまったり、他の指や手首なども痛くなってしまうケースもあるのできちんと対処することが大切です。

今回は最初になかなか戻ってしまう段階でも、アドバイス通りの来院頻度で施術を続けていった事が改善につながりました。

ばね指でお悩みなら…

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