No.5 脳科学を知って、運動を習慣にする! 2011年5月21日
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運動することをお勧めすることは多いですが、普段、運動しない人が運動を続けるのは意外と大変です。
これは脳の仕組みが関係しています。脳の仕組みを知って利用することで、運動を上手く習慣にすることが出来るかもしれません。
脳は基本的には快楽主義です。快な状態を好み、不快な状態を嫌います。
運動など新しい習慣を作る時に関係してくるのが、ドーパミンとセロトニンです。
ドーパミンは、新しい刺激に反応する強烈な快感物質です。脳は喜び、ドーパミンが出るような行動を取ろうとします。
そしてセロトニンは、普段の慣れ親しんだ環境や普段やっているルーティンに「ほっ」とするような心地良さを感じます。
つまり、運動など新しい事を始めるときドーパミンがうまく分泌されて脳に「運動」→「快」という状態を教え込むことが重要です。
しかし、初めてやった事に「不快」を感じてしまうとドーパミンは分泌されず、脳は同じ行動を取る事を潜在的に嫌がります。
また、脳は新たな挑戦など新しい事を始めるとき、ある程度の恐怖心が起こるように出来ています。
この2つを回避して、上手く脳に「快」な状態を刷り込むには、腹八分目の運動からスタートすることです。
最初から激しい運動をしてしまうと「つらい」とか、運動後の「だるさ」で脳が「不快」と感じてしまう可能性が高いからです。
さらに脳が潜在的に恐怖を感じないように、少しづつ運動するのが良いと思います。
最初は少し物足りないと感じるくらいが良いのかもしれません。
少し物足りないけど、「ああ、運動してなんだか気持ち良かったな」と思えるくらいで始めましょう。
これを繰り返していくことで脳は「運動」を「快」なものとみなし、習慣になっていきます。
まずは運動することを習慣にするのが目的ですから、習慣になってから少しづつ運動の負荷を上げていくようにしましょう。
今まで、挫折してしまった経験のある人もこの脳の仕組みを利用すれば今度は上手く習慣にすることが出来るんじゃないでしょうか。
おおた整体
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