
院長:太田お気軽にご相談ください!

院長:太田お気軽にご相談ください!
こんにちは、おおた整体の太田です。今日は、最近とくに多くのご相談をいただくテーマについてお話ししようと思います。


赤ちゃんの頭が少し平らだったり、左右の形が違って見えたりして「これって大丈夫なのかな」と気になっているお父さん・お母さん、実はとても多いんです。
「健診で様子を見ましょうと言われたけれど、本当にそれでいいの?」「ヘルメット治療って聞いたけど、うちの子は必要なのかな?」そんなもやもやした気持ちを抱えながら、ネットで調べ続けているという方も少なくないと思います。
当院でも赤ちゃんの頭のかたちについてご相談を受けることが増えており、赤ちゃんの頭の形の改善に取り組んでいます。
この記事では、ヘルメット治療が本当に必要かどうか、その判断基準から家庭でできるケアまで、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。


赤ちゃんの頭の形でお悩みのご両親からの相談は、ここ数年で本当に増えました。「軽度だから大丈夫」と言われても、なかなか安心できないのが親心ですよね。大切なのは「本当の原因」を知ること。そのうえで何をすべきか一緒に考えていきましょう
赤ちゃんの頭の形を親御さんが気にし始めるのは、生後2〜4ヶ月頃が最も多いタイミングです。写真を撮ったとき、あるいは健診の際に医師から指摘されたことで「あれ、うちの子の頭、少し変かも?」と気づくケースが多いようです。
この時期、赤ちゃんはまだ自分で頭を動かす力が十分でなく、同じ方向ばかり向いて寝てしまいます。その結果、特定の部分に継続的な圧力がかかり、やわらかい頭蓋骨が少しずつ変形してしまうことがあります。決して珍しいことではなく、ある調査では生後6週〜12週の赤ちゃんの約46%に何らかの頭の変形があるとも言われています。
だからといって「よくあること」と流していい問題でもありません。問題は、その変形が自然に改善するものなのか、それとも適切な対応が必要なものなのかの見極めです。そしてその見極めが、多くの親御さんにとって一番の悩みどころになっています。
ひとくちに「頭の形がゆがんでいる」といっても、その状態にはいくつかのタイプがあります。それぞれの特徴を理解しておくと、自分の子がどのタイプに当てはまりそうかをある程度把握することができます。
頭の片側だけが平らになるタイプです。向き癖があると起こりやすく、頭を上から見ると左右非対称になっているのが特徴です。進行すると耳の位置が左右でずれたり、顔のバランスが崩れたりすることもあります。3つのタイプの中で最も多く見られます。
後頭部全体が平らになるタイプで、いわゆる「絶壁頭」です。仰向けに寝る時間が長い場合に起こりやすく、後ろから見ると幅が広く頭の高さが低い印象になります。
頭が前後に細長くなるタイプです。早産の赤ちゃんや、出産時に産道を長時間通過した場合などに見られることがあります。
どのタイプも共通しているのは、赤ちゃんの頭蓋骨が生後間もない時期にとても柔らかく、外からの力に対してとても影響を受けやすいということです。この柔らかさは脳の成長を支えるための大切な性質ですが、同時に変形のリスクも持ち合わせているわけです。
小児科や健診で「軽度だから様子を見ましょう」と言われたことがある親御さんは多いと思います。確かに軽度の変形であれば、成長とともに自然に目立たなくなるケースもあります。お座りができるようになると後頭部への圧力が分散され、多少は改善することもあります。
ただし、「軽度だから何もしなくていい」というのは、必ずしも正確ではありません。注意が必要なのは、軽度と判断された変形がそのまま改善しないまま推移したり、タイミングを逃して適切な対応ができなくなるケースが実際にあるからです。
大切なのは「軽度かどうか」よりも「今、何をすべきか」を知ることです。体位変換やケアを継続しながら変化を見守るのか、専門家に診てもらうべきタイミングなのか、その判断をするためにも情報を集めることはとても重要です。
ヘルメット治療とは、赤ちゃんの頭の形に合わせて専用のヘルメットを作成し、1日23時間装着することで頭の形を矯正していく治療法です。ヘルメットの内側に空間を作ることで、変形した部分への圧力を取り除きながら、成長とともに形を整えていきます。
開始に適したタイミングは、一般的に生後4〜6ヶ月とされています。頭蓋骨がまだ柔らかく成長が著しいこの時期に始めることで、より大きな効果が期待できます。逆に言えば、この時期を過ぎてしまうと効果が出にくくなるため、気になる場合は早めに相談することが重要です。
費用については、自由診療のため保険が使えず、一般的に35〜45万円程度かかります。また、赤ちゃんと保護者の両方にとって負担が大きいことも事実です。だからこそ「本当に必要なのか」を慎重に考えることが大切で、そのためにも正確な評価が欠かせません。
ヘルメット治療の適応について、医療機関では主に変形の重症度に基づいて判断されることが多いです。一般的な目安としては以下のような点が参考にされます。
逆に軽度の変形で、月齢が進むにつれて自然に改善傾向がある場合は、まず経過観察とセルフケアを継続するというアプローチが選ばれることもあります。大切なのは、自己判断で結論を出さず、専門家にしっかり評価してもらうことです。
ヘルメット治療を始めたからといって、それだけで全てが解決するわけではありません。実は、ヘルメット治療と整体を組み合わせることで、より効果的に改善を目指せるケースがあることをご存知でしょうか。
ヘルメット治療は、頭の外側から形を整えていく治療です。一方で、頭のゆがみの背景には首の筋肉の緊張や身体全体のバランスの乱れが関係していることが少なくありません。
ヘルメットを装着していても、首まわりの筋緊張が残ったままでは、頭が特定の方向に引っ張られる力が働き続けてしまいます。
整体では、首や体幹の筋緊張をやわらげ、骨盤や背骨のバランスを整えることができます。ヘルメット治療で「形を変えやすい環境」を作りながら、整体で「形が変わりやすい身体の状態」を整える、この両輪が揃うことで相乗効果が生まれます。
また、ヘルメット治療中のお子さんは、ヘルメットの重みで首や肩に余計な負担がかかることがあります。定期的に整体でその負担を取り除いてあげることは、お子さんの身体への優しいサポートにもなります。
「ヘルメットを選んだけど、もっと何かできることはないか」と感じている親御さんにとって、整体との併用は心強い選択肢のひとつです。
ヘルメット治療開始前から整体でケアを始めることが理想的ですが、治療中からでも遅くはありません。ヘルメット治療と並行して整体に通うことで、首の可動域の改善、向き癖の軽減、身体全体のバランス改善を継続的にサポートすることができます。ヘルメット治療後のメンテナンスとしても、整体は有効です。
「そのうち治るだろう」と思って経過観察を続けた結果、気づいた時には治療の適切な時期を過ぎてしまっていた、というケースも残念ながらあります。頭蓋骨が硬くなってしまうと、どんな治療を行っても改善が困難になります。
変形が進行した場合に懸念されるのは、見た目の問題だけではありません。目や耳の位置に左右差が生じることで、視力や聴力に影響が出るリスクも指摘されています。さらに、歯並びや噛み合わせへの影響、顎関節の問題につながる可能性もあります。
子どもが大きくなって自分の外見を気にするようになった時、頭の形がコンプレックスになってしまうことも考えられます。
「あの時もっと早く対応していれば」という後悔は、できれば避けたいものですよね。だからこそ、気になった段階で早めに動くことが、お子さんへの最善のケアになるのです。
軽度の変形や予防目的であれば、家庭でのケアも一定の効果があります。主な方法としては、寝る方向をこまめに変える「体位変換」と、起きている時間中にうつ伏せで過ごす「タミータイム」があります。
体位変換は、赤ちゃんが向きぐせのある方向とは反対側に頭が向くよう、授乳や抱っこの向きを工夫したり、寝かせる向きを変えたりする方法です。タミータイムは、必ず大人が目を離さないよう注意しながら行います。
ただし、これらのケアにも限界があります。変形がすでに中等度以上になっている場合、家庭でのセルフケアだけで改善を期待するのは難しいのが現実です。また、向き癖の背景に筋性斜頚(首の筋肉の緊張)が潜んでいる場合は、そちらへのアプローチが先決になることもあります。
「整体が赤ちゃんの頭の形に効果があるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ヘルメット治療のように直接頭を矯正するわけではありませんが、整体ができることはあります。
赤ちゃんの頭のゆがみの背景には、首の筋肉のこわばりや身体全体のバランスの乱れが関係していることが少なくありません。
特に向き癖がある場合、その多くは首まわりの筋肉の左右差が関与しています。この緊張をやわらげ、身体全体のバランスを整えることで、頭への偏った圧力が軽減され、自然な成長を促す環境が整います。
当院では、まずお子さんの身体をしっかり検査することからスタートします。頭の形の状態だけでなく、首の可動域、全身のバランス、筋緊張の左右差などを細かく確認したうえで、その子に合ったアプローチを組み立てていきます。
ひとりひとり原因が異なるからこそ、しっかりとした評価が改善への近道になるのです。
頭の形の改善において、時期はとても重要な要素です。赤ちゃんの頭蓋骨は月齢が進むにつれて硬くなっていくため、早い段階での対応が改善の可能性を高めます。
| 月齢の目安 | 頭の状態 | 推奨アクション |
|---|---|---|
| 生後0〜3ヶ月 | 頭蓋骨が最も柔らかく変形しやすい時期 | 体位変換・タミータイムを積極的に実施 |
| 生後3〜6ヶ月 | 変形が目立ち始める時期。ヘルメット治療の適応時期 | 専門家に相談・評価を受ける。整体との併用も検討 |
| 生後6〜12ヶ月 | 頭蓋骨が硬くなり始める。改善が難しくなりつつある | 早急に専門機関への相談を。整体でのサポートも継続 |
| 1歳以降 | 骨格がほぼ固まり自然改善は困難 | できる範囲でのケアを継続 |
「まだ大丈夫かな」と思っているうちに適切な時期を過ぎてしまうことが一番もったいないことです。少しでも気になったら、まずは相談するという行動を取ることが大切です。相談だけなら、何も決断する必要はありません。
赤ちゃんの頭の形に関して、親御さんからよく寄せられる疑問にお答えします。「うちだけかな」と思っていた疑問も、実は多くの方が抱えていることがほとんどです。
「成長すれば自然に改善する」というのは確かに多くの軽度ケースには当てはまります。しかし、向き癖の原因が身体的な問題(筋肉の緊張など)にある場合、放置するだけでは根本的な改善につながらないことがあります。お座りが始まると後頭部への圧力は減りますが、すでに変形してしまった骨格が自然に戻るかどうかは別問題です。
そんなことはありません。体位変換やタミータイムなどのセルフケア、整体によるアプローチ、理学療法など、状態によってはヘルメット以外の方法が有効なこともあります。
またヘルメット治療を行いながら整体を併用することで、治療効果をより高められる可能性もあります。大切なのは、お子さんの状態をきちんと評価したうえで、最適な方法を選ぶことです。
当院で行う赤ちゃんへの施術は、非常に優しいタッチで行います。骨を「バキバキ」するようなものではなく、筋肉の緊張をやわらげたり、身体のバランスを整えたりするための穏やかな施術です。赤ちゃんが嫌がらない範囲で丁寧に行いますので、ご安心ください。
まずはかかりつけの小児科に相談するのが一般的な流れです。必要に応じて形成外科や脳神経外科、「頭のかたち外来」のある医療機関を紹介してもらうこともできます。当院でも赤ちゃんの頭の形についての評価とアドバイスを行っていますので、お気軽にご連絡ください。
赤ちゃんの頭の形について不安を感じているお父さん・お母さんへ。「大げさに心配しすぎ」なんてことはありません。気になるのは、それだけお子さんのことを真剣に考えているからです。
私が整体師として15年以上、のべ5万件を超える施術を通じて感じてきたことがあります。それは「原因を正確に知ることが、改善への一番の近道」だということです。
頭の形のゆがみも同じで、なぜそうなっているのかをきちんと評価することなしに、ただ様子を見たり、流行りの治療をとりあえず試したりしても、根本的な改善にはつながりません。
ヘルメット治療が必要なのか、整体との併用が有効なのか、経過観察でいいのか、その判断はお子さんの状態を直接みてみなければわかりません。でも、一人で抱え込まないでほしいのです。
「うちの子、こんな感じなんですけど…」というレベルで全然かまいません。気になることがあれば、いつでも気軽にご相談ください。お子さんの大切な時期に、できる最善のサポートをご一緒に考えましょう。


当院のページをご覧になって頂いた、遠方にお住いの方に向けたご案内のページを用意しました。一度お読みになってみてください。

